華蔵寺 | 臨済宗南禅寺派 龍翔山 華蔵寺 | 歴史と伝統の霊山、歴代松江藩主松平家の祈願所


<授与するもの>
樓門造りで本堂とともに明暦年間、松平直政公により創建されたものです。鐘樓門と称し樓上には梵鐘が懸かります。
薬師堂には重要文化財の薬師如来像を奉安し、両脇侍には、開基智元上人が岩窟にてはじめて礼拝されたと伝わる霊像・日光菩薩、月光菩薩が安置されております。
薬師堂脇に十六羅漢像がございます。
県立自然公園の島根半島に中央に位置し、海抜456mの頂上からの眺望は眼下に大根島を浮かべた中海と弓ヶ浜の海岸美があり、遠望には秀峰大山と、中国山脈の山なみ、又北に目を転ずれば日本海上はるかに、隠岐島、西には三瓶山とその景観は雄大で山陰唯一です。
参道の岩壁より湧出している霊水。亀山法皇ご不快の際、勅願により、この霊水を御霊符とともに献じたところ法皇の病がたちどころに平癒し、この時の命により臨済宗南禅寺派の別格寺院となりました。
仁王門は松平直政公の建立で両側の仁王像は高さ2メートルを雄に超え、運慶の作とも伝えられております。
華蔵寺参道の入り口にある小林如泥作の地蔵堂。